テスト撮影の写真を追加添付しました。レンズはBOGON 35㎜　F2.8 フィルムは、フジカラー100です。EV14の光環境でシャッター速度250 絞り値8です。 初めに誤解があるといけませんが一枚目の写真のレンズは付属しません。 セレン式露出計 適正な値を示します。 外観は、メッキの状態も良くこの時代のカメラでは大変綺麗な個体であると思います。添付の写真をご覧ください。 【整備項目】 ◆シャッター速度は、1sから1250sまで速度に応じて作動しています。中途半端な1/1250sは、35㎜の横走りではなく24㎜の縦走りなので通過距離による理論値であるそうです。1sから250までは、計測器で確認済で規定値ですが、流石に500sは380s 1250sは750sぐらいです。ネガフィルム撮影ですので誤差が判段以内であれば実用レベルです。 ◆露出計の調整　高輝度、中輝度 ◆セルフタイマーの洗浄、注油 ◆ファインダー清掃、ドレーカイルユニット分解清掃、可動側レンズのハズレにより上下位置微調整（縦ズレ補正） ◆無限遠の調整 ◆幕速テンション調整 ◆シャッターユニットの洗浄と注油 ◆外部フレームのクリーニング ◆シャッターダイアル、露出ダイアルのグリスアップ 以上で快調に作動する様になりました。 発売は、1950年代、ライカＭ３と競合した名機です。オール金属製で重量感があり所有欲を満たします。また、全て機械式でメンテナンスさえしていればまだまだ活躍できますし、インテリアとして大変存在感があります。 ご購入に際しては、70年近く経過していアンティークカメラである事を十分ご理解頂きご検討下さい。